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四季報の見方

四季報の見方

 

四季報の見方をまとめました。

四季報とは

1936年創刊。東洋経済新報社から出版されており、通常版とワイド版とプロ版がある。プロ版が初心者向け?
アメリカの四季報もあるらしい。

約4,000社の情報が証券コード順に掲載されている。
アナリストがついている企業の数は500社で、中小型株の予測値がない。
四季報では、すべての企業に対して担当者が就いているため、予測が可能になっている。

四季報の特徴

今季と来季の2期分の予測が書かれている。3月(春号)、6月(夏号)、9月(秋号)、12月(新春号)の年4回出版されている。

  • 6月(夏号) 5月までの実績をもとにした、今期の見通しを解説。
  • 9月(秋号) 4~6月の実績を踏まえて、四季報独自の予測が現れる。
  • 12月(新春号) 第二四半期が終わっているため、折り返し地点で通期の見通しが増え、サプライズも増える。
  • 3月(春号) 次の1年が先取りできる。来期の情報が書かれている。

四季報情報
四季報オンライン(無料|有料)

確認する内容

市場全体の情報

P.2・・・見出しのランキングを見る。1~10位のランキング。ポジ・ネガのキーワードを見る。

P.3・・・全体の業績集計表で売上高と営業利益を見る。業種別でも売上と営業利益を見る。

増収減益 =売り  減収増益 =買い(売上さがり、利益が増えている)

企業ページ

気になった企業の前後10Pの企業を見ると、業界がわかる

ファンダメンタルを見てから、チャートとバリエーションを見る。

特色を確認

特色、セグメント情報、見出しのコメント欄(業績短期見通し→中期的見通し)、

バランスシート 

項目 概要 基準
業績欄 過去4期の業績が記載されている。 増収増益であること。
営業利益÷売上高=営業利益率(20%以上で成長企業)
自己資本比率 営業キャッシュフローがプラスであること。 50~70%以上が望ましい。(不動産など特定業界は別。)
借金があるか確認。(有利子負債と現金同等物と、を確認
配当 値動きが緩い大企業であれば、インカムゲインがあったほうがよい。 大企業なら3%以上

チャート 

月足平均で移動平均が上向き。逆張りは、下がっていて、陽線が2-3あること。(基本はネットで確認)

バリエーション 

項目 用語 用語解説 基準
PER 株価収益率|Price Earnings Ratio 1株当たり純利益 目安は15倍
PBR 株価純資産倍率|Price Book-value Ratio 株価が1株当たりの純資産の何倍かを示す株価指標 目安は1倍

※PERだけ違う場合は、PERが高いほうを選ぶ。期待値が高いので。

その他

  • 株主情報 新興企業であれば、社長が筆頭株主のを買う。
  • ベンチマークとして、100株だけ買ってみるのも手。株主総会に出席できるため。

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